- 【古写真】2両の101号車で入手したことをお伝えした写真スクラップの中に京浜電気鉄道デハ5105号車の写真がありました。
撮影者不詳 廃車になった1948年頃の撮影?
のちに琴電入りした車両の様だったのでWikipediaを読むと、驚いたことに現存している琴電62号車に行き着くことが分かり、ことでん貸切乗車会の翌日に見に行ってみました。空路で高松入りすると、高松空港着陸時に見えるところに保存されている62号車は目視できるものの、空港ターミナルとは滑走路を挟んで逆側なのでこれまでなかなか行けませんでした。
バス便があるターミナルからも遠いためどう行こうか悩みましたが、仏生山駅で借りられるレンタサイクル(↑)利用に決定。
↑ガソリン道 さすがに戦前に廃止になっているので軌道の痕跡はないようです
同駅裏から続くかつての塩江軌道線跡である“ガソリン道”を途中まで辿り、途中から空港通りに軌道修正。延々と目測斜度5度以下の緩い登りが続く道を空港目指して自転車を漕ぎ一度右折。空港ターミナルに分岐する曲がり角を曲がらずまっすぐ行って滑走路下のトンネル(↑)をくぐると
“さぬきこどもの国”の下に到着。62号車の場所はすぐ分かりましたので駐輪場に自転車を置いて観察。
房前公園の335と同様に立派な屋根の下に鎮座しています
廃車時のレトロ電車カラーが維持されています
9:30から16:00まで車内が開放されているとのことで、手でドアを開けて車内へ。
路線図・ドアステッカーなどは現役時代そのまま
網棚の縁や、、、
座席の袖仕切りなど凝った意匠です。
運転台も出入りできます
一部の電気回路は通電されている様で場所によっては合図用ブザーが鳴りました。
古風なカノピースイッチ
車体は1953年(昭28)琴電で新調しており、、、
台車も阪神由来のU形イコライザーに交換されているため京浜時代の面影はほぼありません。
従ってこの“日本一長く走り続けた電車”という触れ込みはあくまで名目上のはなしと言わざるを得ません。
とはいえ琴電の貴重な生き証人であることには違いなく、状態も良く末永く保存されることを願います。
ついでながら、同公園には62号車の向かいにYS-11が保存されているのでざっと見てみました。
据付のタラップから機内に入ると、、、
2×2シートが並ぶ客室内は新幹線より狭いくらいの空間
コックピットにも入れますがお子さまが順々に入るので写真だけ撮って退散。
飛行機には詳しくないワタシですが貴重なものが見れました。
公園に面する高松空港の滑走路には現役の旅客機が離発着。
のりもの好きなお子さまにはうってつけなスポットですね♪
・・・公共交通でアクセスできないのが玉にキズですが。
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