2018年10月12日金曜日

【古写真】2両の101号車

先日、オークションサイトでとんでもなく貴重な写真スクラップ帖が出品されていたのを見つけ、京浜急行に関するものだけ2冊落札いたしました。
京急のみならず多くの鉄道のものが出品されており、ネット上では某研究家のコレクションではないかと噂されていますが。。。

この史料を今後どう扱うかは現在検討中ですので、さわりとしてまずは2枚だけアップします

1、旧京浜電気鉄道デ101号車の廃車体
撮影日不明 川崎車庫?
1号形18号車の事故復旧の際にアメリカで当時走っていた中央1つドアのインタアーバンカーの様式を取り入れて(諸説あり)両端部を切り詰めたテストカー。
見た目通り使い勝手が悪かったので早々に廃車になったものの、車体だけが長いこと活用され、この車が履いていたベックハム台車が現在でも京急ファインテック久里浜事業所に保存されています。

2、東急車輛製造㈱ モニ101
1954年3月 荻原二郎氏撮影
鶴見臨港鉄道で廃車となった元鉄道省モハ1型を職員輸送兼牽引車として譲り受けたもの。
後年車体を乗せ換えて東急電鉄7000系そっくり(ただしステンレスではなく高張力鋼車体)になりました。
↓↓↓
こちらは筆者撮影の写真(1988年夏)平成初頭に解体された様です。

なぜこの2枚をアップしたかというと、この両車が混同されていたことがあったからです。というのも近年発刊されたある京急のムック本に、神武寺駅の駅名標の後ろに写っていた東急車輛モニ101に対して最初に挙げた京浜電鉄デ101の解説がなされていたのを目にして気になっていたものですが、ご覧の通り全く違う車両です。

それはそれとして、今回入手したスクラップブックを明日(10/13)の逗子第一運動公園でのデハ601定期活動に持ち込むつもりですので、ご興味のある方はどうぞお気軽にお声掛けください。

にほんブログ村参戦中
にほんブログ村 鉄道ブログ 京急線へ

0 件のコメント:

コメントを投稿