池袋の藤九ビルに入っている丸善文具店と喫茶店が閉店するとの情報が流れて、店前に展示されている複数のカットボディを心配する声が多く上がりました。
幸いその直後に「テナントではなくビルのオーナーの所有物なので撤去はされない」という発表があり一安心しましたが、ワタシ自身全く実見していなかったので先日用事のついでに寄ってみました。
池袋駅東口目の前を横切る通りをしばらく南下して1本奥の道に入ると…
ありました❗ 我らが800形と西武2000系
ピカピカな状態が維持されているのが一目で見て取れます。
まずは外側から観察
西武2000系はこの日は[通勤急行 西武秩父]を表示
さすがに実際にはありえない種別と行先の組み合わせでしょうね。
そして800形(デハ812-6)
こちらもちょっとなさそうな[特急 浦賀]表示
乗務員室は現役当時のままですが、なぜかコンソールにダルマ…?
800形がダルマと呼ばれていたことにちなんででしょうかね。
貼り紙によるとここは席に着くならひとり1オーダーはしていないと利用は控えてもらいたいとのこと。
この時は昼食後だったので止めておきましたが↑の早矢仕(ハヤシ)ライスも気になります
さて、コーヒーを味わいながらお目当ての車両を客席越しに観察
なるべくほかの方の顔が写らない様慎重にカメラを向けます。
デハ812-6
銘板類が残っているのが嬉しいですね
西武クハ2098は吊り広告付き
車号プレートが残っているのでようやく車番が2098と判明
それに外から見えづらい位置にいた東急デハ7702
東急池上線で最期を迎え、廃車回送を見送った車両ではあるものの個人的には心象の悪い形式です。とはいえ行先と運番表示が7700系化初期の頃の幕タイプに戻されているのがポイントが高いですね。
食事を終え、2階に上がる階段の途中からもう一回
こちらの方がよく見えますが客席が写ってしまいますね
西武車と800形は車内ステッカーや一部銘板も付けられていました。
喫茶店自体は繁華街らしくビジネスや勉強に取り組む方が多く、それほど車両に興味を示すお客さんはあまりいなそうです。
ちなみに…
喫茶店脇のビルエントランスには精巧な上信電鉄デキ1形+車掌室付き無蓋車の模型が飾られていました。
もうちょっと近寄って見たかったもののビル上階(ギャラリー?)には入る用がないので止めておきました。
さらにちょっと歩くと西武HD本社が入るダイヤゲートビルがあり、
デッキからはガラス越しに西武電車が見られます。あっ黄色い西武電車と40000系だ!!
話を元に戻して、先ほどの喫茶店が7/31限りで閉店なのは残念ですが、次のテナントが入っても展示されたカットボディが気軽に眺められる状態になることを期待したいものですね。
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