2020年4月29日水曜日

横須賀線-総武線の113系

↑1989年秋撮影
今回もおこもり支援なのですが、このブログに手頃な京急電車ネタが尽きてきたので(笑)、京急と競合するライバル路線のJR横須賀線の、現在のE217系の一世代前の113系にスポットライトを当ててみます。

1999年11月 西大井~新川崎間にて
かつては当たり前のように走っていた113系。筆者は狙って撮影することもなかったのですが、1997年からE217系が新製されるにつれて数を減らすと気になるようになって撮影するようになりました。
蛇足ながらE217の落成した頃にE217系基本11両に113系付属4両をつなげた状態で品川駅に停まっているのを目撃したことがありますが、その組み合わせでの営業運転は実現しませんでした。写真撮っておけばよかった…

1995年1月 新子安
1994年頃から衝突事故に遭った際に運転士を守るため前面にステンレスの補強板を張り付ける工事を施工した車両があり、改造直後はむき出しのままの“鉄仮面”状態で運用されて目を引いたものでした。
その後この通り車体と同じ色に塗られて目立たなくなりました(1996年12月 平沼橋)

↑帯色などが今と異なるE217系


↑それに交じって活躍する113系 1999年11月 新川崎~横浜間にて

そして113系は引退することとなり、1999年11月23日に津田沼発のさよなら列車が走りました
これはさよなら列車の前に通過した営業運転の113系(西大井~新川崎)

そして特製ヘッドマークを掲げたさよなら列車
たしかクハ111-1111という車号が残っていたので組み替えてこちらの編成に入れたり(↑画像では最後部車)、グリーン車に緑帯を復活させたりと気合を入れた列車でした。

先日E235系用のダブルデッカーグリーン車が完成して金沢文庫のJ-TRECから新津に輸送されたそうで、E217系の置き換えが始まるのは時間の問題でしょう。
もう113系が横須賀線で活躍していたことを知らない世代も多いと思いますので、この2世代前の電車について理解を深める参考になれば幸いです。

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2020年4月25日土曜日

「だるまエクスプレス」@小島新田【2003】

ステイホーム支援ですのでまたまた抱えていたネタを披露します。
2002年12月31日から2003年1月1日の間、毎年恒例の大師線の終夜運転では「だるまエクスプレス」と銘うって新600形による京急久里浜からの直通列車(確か乗車は整理券制)や、ずいぶん久しぶりに品川からの直通運転が実現。京急ファンを沸かせました。

だるまエクスプレスで大師線入りしたあと、同線内の営業運転に加わる6561編成
4両の600形は今でも時折入線しますがクロスシート時代というのがミソ。
だるま型ヘッドマーク(ステッカータイプ)がこの臨時運用の特徴です。

一方こちらは品川から直通してきて再び品川に戻る旧1000形(1313編成→現ことでん1301編成)
600形と同じだるま型ながら区間表示入りのヘッドマークが用意されました。

こちらもやはり“だるまエクスプレス”運用でやってきた6521編成
行先が「川  崎」なのは京急川崎まで普通車として運転したあと一度乗客を降ろし、改めて京急久里浜行き貸切に充当されるため…だったはずです。

本来の大師線の主役700形(701編成→現ことでん1211編成)
初詣に繰り出す善男善女は川崎大師駅で降りてしまうのでここ小島新田は閑散としています。

こちらは年明け前に撮影した小島新田にたたずむ741編成(→現ことでん1253編成)
単線の駅ホームはことでんでも多く見受けられます。「情熱の赤プロジェクト」でことでん1200形の赤色化が実現すればこのような光景がふたたび見られることでしょう。

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2020年4月12日日曜日

700形引退貸切列車【2005】

おこもり支援企画第3弾は2005年11月20に運転された700形引退記念の「満喫700乗写会」という貸切列車についてです。
品川を発ち、快特の退避のため京急川崎に停車しているところ。編成は735編成が充当。

主催団体作成のオリジナルヘッドマークと…

側サボも差されていました。

ついでに撮ったサハ770形の妻面の形式表記など

5番線からの快特をやり過ごした後、久里浜検車区へ向かって行きました。

いっぽうで下のホーム=3番線には大師線の定期運用に入っている739編成にやはり引退記念のヘッドマークを掲げられていました。
こちらのヘッドマークは京急電鉄が用意したもの。この翌週の11月28日に本当のさよなら運転が行われましたがそちらは撮影しておりません(泣)

京急川崎~港町間の撮影スポットを走る739~
1000形と違ってデハとサハが半々の編成を組んでいることから車輪の空転(スリップ)が多い形式で、この手前の和合橋の急カーブポイントでは減速時の空転で速度計が70~80㎞/hとかのありえない数値をよく指していたものでした。

さて、毎度お世話になっている“ことでん貸切乗車団”の皆さんが1080形に続く第2弾として「情熱の赤プロジェクト」と称してことでん1200形(←京急700形)の赤色化を目指すクラウドファンディングを来月から募集開始するそうですので、当保存会としても引き続き支援したいと思っております。

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2020年4月11日土曜日

本日4/11よりデハ601は閉鎖中

すでにお伝えした通り、今日予定していた第72回定期活動は中止になりましたので代わりに最新情報だけ。
現地からの情報によると、逗子第一運動公園のデハ601は緊急事態宣言を受けて閉鎖されているとのことです。
公園自体が閉鎖されているわけではないものの、状況が状況ですのでくれぐれも不要不急のお出かけはご遠慮いただきますようお願いいたします。
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2020年4月8日水曜日

京急線を行く京成3600形“ターボ君”【2002】

今月の定期活動も取りやめになったところで、またおこもり支援的な小ネタをアップいたします。
前の日暮里に現れていた新600形の時とは逆に京成のターボ君こと3668編成が京急線に入線したとき撮った写真です。
2002年12月2日 ちょいとブレてますが、地上時代の京急蒲田を通過する3668編成
京成新3000形の第1編成(?)が完成したときに当時の東急車輛まで迎えにいくところをとらえた写真。
この編成が京急線に自力で来たのはこの時が初めてと思われます(ちなみに3600形が新造された時は逆に旧3150形に牽引されて京成線入りしたと古い鉄道ファン誌に載っていました)

同年12月19日、次の新3000形を迎えに来た3668編成
品川方から川崎A線に入線し…
2100形の快特を退避
このあと八景に向かって行きました
夜間の3000形牽引の様子は前にアップしたので京急線を通る京成の新車をご覧ください。

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2020年4月7日火曜日

【お知らせ】今月の定期活動は中止いたします


本日の「緊急事態宣言」発令を受けまして、今月第二土曜日の逗子第一運動公園で当保存会の定期活動は中止させていただきます。
また、公園管理事務所の判断によってはデハ601車内の開放自体行われない可能性があります。

厳しい状況であり息抜したいところではありますが、現地へのご訪問は今は避けていただきますようお願いいたします。
デハ601保存会一同

2020年4月4日土曜日

日暮里に現れていた新600形【2002】

コロナウィルス流行による外出自粛に飽きてきた頃かと思います。
前回活動報告でさらっとお伝えした通り当会主催の「こざくらフェスタ」も延期になったことですのでこのブログをご覧の京急ファンの皆さまに1ネタ提供致します。

羽田空港~成田空港間の“エアポート快特”運用開始初期のころ、同運用で成田空港に到着した京急車は、折り返しで京成上野行きとなる運用が組まれていたので上野~日暮里界わいにも600形(現行の三代目の方)が顔を出していました。
その上野乗り入れ末期の頃の2002年10月に日暮里付近で撮影した写真です。
日暮里を発車し上野に向けて勾配を登る6031~
こちらは特急運用

こちらは普通運用の6081~
いずれもクロスシートだった時代ですね。

せっかくなので同じ日に撮った京成電車もご覧ください
AE100形スカイライナー(AE108~)

3700形(3868~)
尾灯がスリット状になったこの3800形後期型が最新形式でした

3500形未更新車(3584~)

かつての赤電3300形(3324~)

同じ3300形でもこちらは特急(3348~)
 このような今の車両ともまた違った京成電車の面々に紛れて京急車が見られたものでした。
※日暮里駅が大改良されたのでこの角度での撮影はできません

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