2020年10月29日木曜日

ポッポの丘のなかまたち

ポッポの丘にはデハ1052以外にも今年いくつか車両が増えています。
ご覧の皆さまはご存知かとは思いますがさらっとご紹介します。

↑以前からいるこれらおなじみの面々に加え…

もと長野電鉄モハ1003カットボディ
筆者が昨年7月に信濃川田駅跡でビニールシートで覆われている姿を見つつた時はどうなってしまうのかと気を揉んだのですが、こちらも保存会が発足して搬入、整備がなされてふたたびみられる状態になったのは喜ばしいことです。

そしてクモニ83006とクハ103-525
この2両も今年の春まで東芝府中の敷地内で遠巻きに眺めることしかできなかったのでようやく間近で見れるようなり、大変嬉しく思います。

クハ103の方は車体に腐食があるようで修復作業が進行中
個人的にも低運転台の103系の表情がたまらなく好きでしたのでポッポの丘に行く楽しみが増えたというものです♪

もう一方のクモニ83はすでに外装の修復が済んでいます
この車の現役時代は見たような見てないような…程度の覚えしかありませんが、愛嬌のある顔立ちと、何よりほぼ絶滅した“荷物電車”という存在を今に伝える貴重な存在として価値のある車両ですね。

それに2015年に搬入されたケーブルカー”たんざわ号”も、それぞれ個別に保存会が発足していてポッポの丘に間借りしている状態。

それぞれが同じ敷地にいる心強さもあり、負けないようにデハ1052を護っていこうという気持ちを新たにしているところです。

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2020年10月21日水曜日

【1052輸送PJ】クラウドファンディング終了御礼

ご報告が遅くなりましたが、デハ1052輸送プロジェクトのクラウドファンディングが昨日10/20の24時前に終了いたしました。


もともと目標額を高めに設定しておりました上に、募集期間が2週間と短かく、何より私たちの力不足もあって目標150万円に対して実績41.7万円(達成率27%)にとどまりましたが、いただいた皆さまからのありがたいご支援を裏切るまいとメンバー一同気持ちを新たにしております(注意:このプロジェクトは目標額達成可否に関わらず契約成立となります)。

ここからは解体を免れたデハ1052をきれいに修復して皆さまにご覧いただけるようにすることと、返礼の品で私たちから皆様にお返しをする番です。
返礼品につきましては徐々に準備を進めておりますが、ご準備出来るまで暫くお時間を頂戴します。よろしくお願いします。
デハ1052保存会一同

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2020年10月16日金曜日

【1052輸送PJ】いすみポッポの丘へ!

事後報告となり申し訳ないのですが、デハ1052は10月15日をもって千葉県いすみ市の“ポッポの丘”に移設できました!!
クラウドファンディングの期間がまだ終わっていないうちであることから、すでに支援いただいた皆さまをある意味裏切ってしまうことになることに心苦しい気持ちはあったのですが、前所在地からの早急な移転をせざるを得ない状況であったため、探した輸送会社に代金支払いを猶予いただいた上で敢行いたしました。
 
大変に急な話ではありましたが、輸送に協力いただいた業者様ならびにポッポの丘の皆様にはあらためて感謝いたします。

到着後初の営業日となった本日10月16日、メンバー持ち寄りの標識類を試しに装着
快特

特急

大師線

大師線お正月風
方向幕はプリントした紙の代用品ではありますが、雰囲気は充分出ているのではないでしょうか

車内換気中
車内は荒れているので当分公開はできませんので、まずは目立つ外板の補修をしていきたいと思います。

なお冒頭に書いたとおり輸送資金については支払いを先に延ばした状態であり、また輸送のために前面下部のH形鋼の切断と再接合の必要が生じてしまったことなどで追加料金が発生してしまったので依然として皆様のご支援が必要になります。
次に進めるためにも改めてお力添えをお願い致します。
クラウドファンディングページはこちら


ところで、到着後改めて状態を確認したところ、
乗務員室扇風機と、

運転台コンソールパネルの予備品が無くなっているのに気が付きました。
状況からして9/11の整備から輸送に着手するまでの間に忍び込まれたものと推定されます。
いずれもメンバーが手間をかけて整備したり調達したりしたものですので非常に悲しい気持ちになっています😰
どうかこの部品をデハ1052の元に戻していただけませんか?

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2020年10月12日月曜日

【1052輸送PJ】進捗のご報告

10月10日現在、新保管場所と話し合いが続いていますが、良い返事を頂いて場所が確定出来そうです。場所については受入れ側の事情もあり移動完了までは公開出来ません。輸送業者と搬出の話し合いを引続き続けています。

↑京浜急行時代の面影が強く残る1052の運転台

移動予算は現地の整備費を含め100万円程度の予算が見込まれています。
保存会では寄付や持ち出し等で予算の確保に奔走してますが、まだまだ不足しています。
出資して頂いた皆さまには必ずや喜んで頂けるイベントを実施する予定です。


デハ601保存会の方では借り物や模造品を駆使してヘッドマーク祭りをやったものですが、
1052ではこれまで場所の都合で出来ませんでした。
デハ601でのヘッドマーク装着祭りいろいろ↓
個人的お気に入りの快速+特急で快速特急(笑)

移動先で落ち着いたらデハ1052でもやってみたいですね♪

赤城の山も今宵限り…ではないですがお別れもそう遠くなさそうです。

クラウドファンディングページ↓
https://jpru.jp/projects/view/17
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2020年10月10日土曜日

10月分定期活動…?【番外】

本日10月10日は第二土曜日ではあるものの、台風14号関東接近の予報を受けて定期活動は中止しました。
しかしながら当日になると少し進路がそれて思っていたほどの雨ではなかったので現地に私一人で行ってみることにしました。
デハ601は雨でなくても相変わらず感染症対策のため閉鎖中

車内は案の定雨漏りで水びたし。そのため急きょ雑巾で拭き取りを行いました。
アフター写真は撮り忘れましたが、ある程度のところできりがないのでやめました。それでもかなりマシな感じにはなった気がしたのでした。
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2020年10月7日水曜日

【1052】赤城を発つためクラウドファンディング実施中!!

↑郡馬に搬入当時の1052

元京浜急行電鉄㈱デハ1052号車は1961年7月1日に落成、非冷房のまま1986年に廃車後に前頭部だけが残されて現在群馬県前橋市に鎮座しているのですが、先月の整備報告でもさらっと触れたとおり仮置き先であった「漢方の湯・太陽殿」がコロナ禍のあおりもあって去る8月31日をもって閉館されたあおりで急きょ移動しなければならなくなりました。
↑先月時点での姿

↑こんな色の時もありました

目下移設先について交渉段階でありますが、発生する輸送費等を調達しなければならないものの、当然ながら私たちにポンと出せる金額ではありません。

そこで、今年発足したばかりの鉄道に特化したクラウドファンディングサイトである保存鉄道組合連合会の皆様の協力を得てクラウドファンディングを実施することになり、昨日10月6日から2週間、150万円を目標に設定しております。

募集ページはこちら→ https://jpru.jp/projects/view/17

なにしろ急な話でしたので準備の時間が無く、返礼品の品数は少ないもののご覧の皆さまのお力添えを何とぞよろしくお願いいたします。
デハ1052保存会一同
Powered by デハ601保存会

ご報告:
今回のクラウドファンディングプロジェクト開始を受け、デハ601保存会から新たにデハ1052保存会として独立致しました。
当ブログは引き続き両保存会兼用の活動報告の場として当面今まで通りの調子で存続いたします。
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