1000形新製冷房車の中でも最終製造タイプの前面側屋根端部の雨どいがへの字型に処理された昭和50年度車(浦賀方先頭車の車号で表すと1291編成と1329編成~1375編成、1079編成、1243編成)の更新前の姿がモデルになっています。
新製冷房車での中でもその前の昭和46~48年度車は雨樋が凹型で差があり、はじめ鉄コレにするならその46~48年車で希望されたそうですが、郵便局オリジナル版で既出の更新後タイプとのパーツ共用が優先されたため50年以降車に落ち着いたそうです。
黒幕化などの車両更新をされた際に↑写真の様にすべてへの字型に統一されました
※2003年1月1日 小島新田にて筆者撮影
※2003年1月1日 小島新田にて筆者撮影
黒幕更新車のモデル化を避けたのはベテラン京急ファンには更新前の姿の方が人気だから。
ひょっとしたらその更新車についてはトミーテック社が発売を考えているかもしれませんね。
↑あくまで筆者個人の予想です
以下、ワタシの鉄コレ加工品(別ブログで紹介済み)を例にします
同じ理由で小判型の車側灯(↑画像の戸袋窓右上)もモールドできなかったので印刷表現にとどめております
床下の主抵抗器は実車のそれとは形が違うものの、やはり専用品を起こすことができなかったためやむを得ずの選択です。
集中型クーラーは鋼製キセのためグレー
未更新時代をご存知ない方は銀色でないことに違和感を覚えるかもしれませんがこれが正解
自動連結器時代は、冷房車の品川方先頭車下部にジャンパ栓が合計5本下げられているのが大きな特徴でした。
私の作例では右側3連ジャンパ栓の隣にあった小さいジャンパ栓を省略したうえ、左側のジャンパ栓ももっと太いものにしないといけないので厳密には正しくはありません(^^;)
百貨店でのみセット発売されたミニフォトブックには、そのジャンパ栓の特徴を模型のグレードアップの参考にしてもらいたくて逆光側になりがちな品川方先頭車の写真を意図的に多く掲載したのだそうです。
↑こちらの写真などは中間に車幅の異なる先行試作車編成がはさまっている
…といった具合に趣味的に見ても面白い写真を選んだそうです
ちなみに裏表紙の解説文は当保存会が担当させていただきました。
他にも伺った事はありましたがひとまずこういったお話でした。
フォトブックについてはすでに入手は困難かとは思われますが、鉄コレともどもこういった意図を踏まえて楽しんでいただければ幸いです。
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