2015年3月7日土曜日

鉄道博物館-保存車両を訪ねて-

 番外編第4弾は埼玉県さいたま市大宮の鉄道博物館
…ですが、行ったことがある方も多いと思いますので、ここではデハ601のいた時代の京浜~湘南地域を走った車両をピックアップしてみてみます。
※「」内は公式ホームページの説明を引用

マイテ39 21
「1930年製造 東海道本線の一等展望客車」
今で言う新幹線のグランクラス相当しますが、昭和20年代辺りまでの特急はホームで近寄るのもはばかられる存在で、その中でも展望車は“博士か大臣か”といった上流階級向きだったそうです。展望室(=サロン的スペース)だけはのぞきこめるので、ぜひ見てみましょう。

クモハ40074
「1936年製造 3扉ロングシート車で戦前を代表する通勤車両」
ここに居るのは元中央線の車両ですが、仲間の車が京浜東北•根岸線や横浜線にも走っていました。

EF58 89
「1956年製造 高い人気を誇った戦後の標準型特急用電気機関車」
昭和50年代から平成初頭頃の最末期には走る度に多数のファンが追いかけるフィーバーぶりでした。
…何を隠そうワタシもその一人です!
 このような、前面中央に緩い角度で十字の山折りにして窓を二つ付けるスタイルは元祖の車(=国鉄80系電車)にちなんで“湘南顔”と呼ばれ、昭和20~30年代の鉄道車両に流行しました。その一例が京急601な訳です。

ナハネフ22 1
「1964年製造 国鉄初の固定編成寝台特急用客車」
元祖ブルートレイン!!

クモハ101-902
「1957年製造 国鉄初の新性能通勤電車」
この車号は中央線生まれですが南武線で最期を迎えました。仲間は鶴見線にも。

クハ181-45(右)
「1965年製造 国鉄初の特急電車151系を基に、勾配線区のために主電動機を強化」
新幹線開業前の東海道本線の主役。こだま号を最初に名乗ったのはこの車両の改造前の151系です。

DD13 1
「1958年製造 入換用ディーゼル機関車の標準機」
今のみなとみらい地区などにあった操車場には必ずいた機関車。

レムフ10000
「1966年製造 九州~首都圏を結ぶ鮮魚輸送に活躍した車掌室のついた冷蔵貨車」
生魚を運んで築地魚市場(←引き込み線がつながってたのです)まで届けました。

コキ50000
「1966年製造 『戸口から戸口へ』をキャッチフレーズで貨物輸送に変革をもたらしたコンテナ貨車」
本体は茶色い部分から下で、上のコンテナは容器です。

EF66 11
「1968年製造 国鉄最大の出力を誇った高速貨車列車用電気機関車」
九州行きのブルートレインの機関車としても有名ですね。

0系新幹線 21-2
「1964年製造 東海道新幹線開業に向けて最初に量産された360両のうち大阪方先頭車の1両」
品川でよくすれ違ったダンゴっ鼻の初代新幹線。

103系 クハ103(ラボラトリー展示エリアの車掌体験用)
少し昔の写真には必ずといって良いほどよく登場する車両。
ブルーの京浜東北線や黄緑の山手•横浜線、黄色の南武線などいたる所で走っていました。

などなど、展示車両はこれだけではありませんが、予習してから眺めると親しみがわいて楽しいですョ!

※ごちゅうい
自由研究などの場合は丸写しするだけではいけません!
図書館で本を探すなどしましょう。

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