小田急デハ1801保存会の皆さまによる新たなクラウドファンディングが始まりました!
今度は完全に残っていた2200形2両編成が解体の危機に瀕しているので、新たな保存会を起こしてそれを引き取って保存するというプロジェクト。
詳細はプロジェクトページをご覧いただくとして、成功すればパンタグラフ付きの元小田急デハ2211(→富士急行モハ5708)は房総・いすみ市のポッポの丘に収まることになります。そうすると昭和中期の我らがデハ1052や、丸ノ内線454号車と昭和中期の初期高性能電車という共通点のある仲間同士同じ施設にいることになる訳ですから考えただけでも楽しいですね♪
筆者は小田急線に乗る機会はそこそこあったものの、2200形が小田急線から引退した1984年当時まだ7歳でしたので残念ながら記憶ががありませんが、富士急行線(現:富士山麓鉄道)の1989年頃に父に連れられて三つ峠へハイキングに行った時に写真に収めておりました。
富士急行モハ5708号車(もと小田急デハ2211)
この時はこの編成だったか別の5700形に大月まで乗ったのは確かですが、客室の窓が結構大きく開くなぁという印象しかありません(笑)。小田急電鉄本体でも近年まで2200形が2両編成で残されていたのですが、収容場所の都合でそのうち1両が解体処分されたのは大いに悔やまれれるところです。
↑解体されてしまったデハ2202号(2023年の小田急ファミリー鉄道展で撮影)
↑こちらは現存するデハ2201号(現在非公開)
当時流行していた正面2枚窓の前面は逗子のデハ601にも通じるものですので、場所は離れますが見比べてみるのも実物が残っている保存車ならではの楽しみですね。
2両編成で機能する車両を2両とも残す意味での産業遺産としての価値もにありますし、将来的には「小田急沿線への里帰りを目指す」という目標はわたしたちも大いに共感するところです。
第一目標として設定されてる800万円を超えて第二目標の1300万円に達しなければその2両そろっての保存はできません。
ごらんの皆様にもご賛同いただければ幸いです。
プロジェクトページのリンク先↓
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