2016年7月18日月曜日

【保存車訪問】地下鉄博物館

東京メトロ東西線・葛西駅のガード下にある地下鉄博物館が開館30周年ということなので行ってみました(=゚ω゚)ノ
展示物をまともに紹介するとキリがないので展示車両と気になった所をざっくりご紹介します。

30周年記念で新たに展示された銀座線01系(01-129号車)の運転台
熊本電鉄に行った仲間もいますが(【元東急電車】熊電アオガエル←も参照ください)、本家銀座線では引退間近なこの車。廃車になったものが新たに展示されました。
スペースの都合でしょうが丸ごと残らなかったのはちょっと残念。。。

以下は前から展示されている車
おなじみ赤に“サインカーブ”の丸の内線301号車
ワタシの子供の頃には電車の絵本によく載っていました。
内装は結構派手にピンクです

銀座線1001号車
昭和2年の東京地下鉄道(銀座線浅草~上野間)開業の頃の車両
戦前には銀座線に京急電車が乗り入れる計画があったそうで、のちの京急デハ230形がそれを視野に入れた設計だったとか。。。
その辺りを下調べしてからこの博物館へ調べに行くとなかなか良い自由研究のテーマになるかもしれませんよ(笑)。
運転台には人形の運転士さん
このボディーの色こそ今の銀座線の1000系のネタ元です。
ちなみにこの車の現役末期にはもっとオレンジがかった色合いになり、印象が結構違っていました。
片隅式運転台なので座席が先頭部まであります。
↑乗客・乗務員役の人形の皆さん
地下鉄ですから燃えないことを求められるはずですが案外ウッディーです。
開業の頃の上野駅を模したホームと車内は間接照明で、けい光灯も実用化される前でしたので今の感覚で見るとかなり暗い感じ。
ちん餅?

銀座線129号車カットボディ
こちらは東京高速鉄道(表参道~虎ノ門)として開業した頃の車両
運転台体験とドアの開け閉めができます。
その運転台のマスコン&ブレーキハンドルに連動する台車(1800形のものだったらしい)
高速回転こそしませんが、吊りかけ駆動モーターがうなります。
ヘッドライト
電球が入っているのがよく見えます。

シミュレーターになっている千代田線6000系運転台(複製)
実物の6000系もだいぶ数が減っていますね。

スイッチで上げ下げ体験できるパンタグラフ

決まった時間に模型が走る「メトロパノラマ」

と、その向かいにあったコントローラーで車両が動かせるミニジオラマ
車両が北綾瀬支線のものになっていました。
地味にニューカマー…

・・・といった具合にここの展示物は掘り下げるとキリがないのでとにかく何回か行って体験する方が良いでしょう。

ちなみにワタシは↑を買うことが目的でした
数量限定ですので売り切れるかも?

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2016年7月9日土曜日

【第27回】定期活動終了しました(非公開)

逗子では雷・強風・波浪注意報が一時発令される梅雨空の今日でしたが、ワタシたちは活動して参りました!

悪天候の日にはこのデハ601の公開自体が見合わせとなるため入り口が閉まっていたのですが、今回はボスが鍵を持ってきたので入れました。そのようなわけで様子見と軽い清掃だけの活動となりました。
※ワタシたちは市役所の方からは「いつでも入っていいよ」と言われています


車内に入ると既に床に結構な水たまりができており驚かされました。

最近どうも座席のモケットの劣化が進んでいるな~とは思っていましたが、そういった個所の天井からはことごとく雨漏りがしていました(ざっと6~7か所)。

応急処置として活動時間中は手持ちのごみ袋をかけましたが、一向に雨漏りが止まる気配は有りませんでした。

判りづらいですが、窓枠の上部からも雨漏りがあり、ガラスを止めているゴムも水を吸いすぎてふやけているような有様。

この代用品らしきスピーカーからも水がしたたっており、本来のスピーカーのカバーが失われているのもあるいはこのせいかも?

乗務員室などは雨漏りがなかったため今回はそういった個所の雑巾がけを行いました。

2~3か月前に座席の下にこっそり仕掛けていた湿気取りも除湿剤がなくなって水がたまっていたので撤去しました。まぁこの状況ならしょうがないですネ。

運転台のダミーのステッカーなどのだめになったものを‟しゃしょさん”が取り替えたあたりで活動終了としました。

↑写真に写っているのは会員ですが…
この大雨の中でも来訪される熱心な方が複数お見えになったので個別に車内をご覧いただきました。この車両の人気の高さが伺えます。

実のところ、これほどの悪天候の日に車内に入ったのは初めてでして、想像以上に雨漏り箇所がある事が判明しました。どおりで雨の日は閉鎖されていたわけです。。。
こりゃあシートを直す前に雨漏りを止めなければマズいです><

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2016年7月3日日曜日

【訂正】7/9定期活動実施で御座候

 今月の第二土曜日に当たる7月9日(土)10:00~16:00、逗子第一運動公園での定期活動を実施いたします。かなりの暑さになってきましたのでほどほどに清掃を中心とした活動を行いたいと思います(荒天中止)。いやぁ冗談抜きで熱中症に気をつけないとヤバいっすよ。。。
いつも通り見学・冷やかしなど随時歓迎です~♪

 赤い電車の写真を貼ると暑苦しいかと思いまして、今日たまたま浅草で撮った千葉ニュータウン鉄道9100形‟C-Flyer”の画像を貼ってみました。
涼しげなカラーリングも良いですが、もうデビュー20年を過ぎてるのに変わらぬ斬新さですねぇ。
ついでにシングルアームパンタに替えられていることを今日知りました(^^;)

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2016年7月2日土曜日

川口市のデハ236

 川口市のHPによると昨日7月1日より青木町公園に保存されている元京急デハ236号車の引き取り手の募集が開始されたとのことです↓。http://www.city.kawaguchi.lg.jp/kbn/68150029/68150029.html

 この車は久里浜の復元保存車デ1やKATOのデハ268号車と同じ230形一族の貴重な生き残りの個体であります。管理していた科学館の閉鎖によって放置状態が続いており、解体の噂も絶えませんでしたが、よくぞ踏みとどまってくれたものです!

 ワタシも心配で何度か確認しに行っており、そのうち3年前の2013年7月時点の写真をアップします。
公園の外周道路沿いに鎮座しています

日の当たる道路側は退色がはなはだしく腐食もなかなか…

前面は見た感じ塗膜のヒビはあるもののそれほど腐食は激しくなさそうです。

連結器

台車
第三軌条からの集電に対応した台車らしいですが違いが判りませんでした

ドア窓は何か所かガラスがなくなっており、交換は必須

妻面
雨樋周りはだいぶ傷んでます

ご覧の通りかなり手ごわい状態です。さらに内装についても半鋼製車なので修復前のデハ268より手はかかるかも知れません。

縦列に保存されている9687号機
屋根がある事もあって退色しつつも比較的しっかりしています
こちらについては引き取り募集はされていません
・・・ということは安泰なんでしょうか?

川口市の募集条件を見ると新たな引き取り手には実績がなければならないなど条件は厳しいですが、元々縁のあった地域からでもラブコールがあれば嬉しいのですが………

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