それを記念(便乗ともいいますw)して地下鉄1000形の保存車を取り上げます。
横浜市交通局1000形は横浜市電に替わる交通手段として昭和47年(1972)に開業した地下鉄伊勢佐木長者町~上大岡間に導入された最初の電車で、平成18年の引退後は開業当時と同じ3両編成に短縮されたトップナンバー編成が新羽車両基地に保管されています。
普段はこんな感じ↓で
ひっそりと保管されてます
平成23年3月12日の見学ツアーで撮影
昨年10月4日の車両基地公開イベント(はまりんフェスタ)では公開スペースに展示されました。
一部写真は別ブログ(「はまりんフェスタin新羽」ダイジェスト)と重複しますが、、、
モダン♡
ちなみに付いているのはフェスタのロゴとさようなら運転時のヘッドマーク、下のは交通局マークです
京急線と違って↑写真中央の第三軌条から電気を受けていますが、
この時は電気が止まっていますので近寄っても感電の心配がありません。
先頭車の台車
・・・第三軌条から電気を受ける部分は撮り損ねました(汗)
縦じまのデザインは現在試運転中のJR山手線E235系よりさかのぼること40年先に採用していました!
なんでもホームの乗車目標と合うようにデザインされたんだとか。。。
方向幕はちゃんと新羽行きに設定
今の市営地下鉄はすべてLED表示ですのでこのタイプはもうありません
車内に入りまして、、、
運転台後ろ
車いすスペースの向かいだけのボックスシートは現役の3000A形にも引き継がれました
車内ドア上の路線図
駅名部分が光って現在地を知らせる銀座線方式
点検口をガラス張りにしてモーターが見えるようにしている部分
台車についているモーターは結構大きいです
こちらは椅子を外した状態
中には暖房器や機器が入っています
こちらは立ち入り禁止だった3両目
余り古さを感じさせないすっきりした印象です
この車両を見る機会は、毎年秋のフェスタが新羽または上永谷の車両基地で開催されれば公開されるようですが、もう1か所の川和車両基地(グリーンライン)で開催の年には公開されないようです。順番から行くと今年は川和の年?
ちなみに資源循環局金沢工場(シーサイドライン並木中央駅の東方向)にも先頭車が1両引き取られて活用されています。
参考:鉄道ピクトリアルNo.875 「横浜市営地下鉄1000形が歩んだ34年」
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