2018年10月29日月曜日

【1052】あの赤い車体をもう一度

一年ぶりの赤!!

千葉急サビ止め状態のまま1年近く作業できずにいた赤城山のデハ1052カットボディですが、先週末ようやく塗装に着手しました。前回の様子はこちら
↑何度も言いますが青いのはサビ止め塗料の色です!

白帯部分がずいぶんカビ(?)て黒いスジが浮いていたためまず白ペンキをハケ塗り
↑は施工前
この塗装と“赤い電車”と元の屋号が描かれたカッティングシートをシールはがしスプレーを使って除去したところで1日目終了。そのまま太陽殿で一泊。

翌朝
泊まった部屋から見た赤城山頂

周囲を散策すると紅葉もあちこちに…

朝食と気分転換を済ませて作業再開!
ボディの凸凹を、持ち込んだディスクグラインダーにカップブラシを付けて再度ケレン
塗膜をはぐとぶ厚く盛られたパテの層が露出し、ピッチリ平滑にするにはとんでもなく手間ヒマかかりそうでしたのでほどほどで済ませて次の行程…

白帯・窓などをマスキングテープと切り出した新聞紙でマスキング
モノが大きいので模型のそれよりはラフなマスキングでOKでしたョ。

すぐさまローラーとハケを使って赤くしていきます。

今回は忠実な赤色ではなく市販の水性ペイントを塗りましたが油性ペイントに比べて色ノリが悪く、用意していた1.6ℓ缶が途中で底を尽きたので急きょ麓のホームセンターで追加購入するなどして、、、
日もとっぷり暮れた頃ようやく塗り終わりました\(^o^)/

グレー一色だったブレーキ管のコックもちょっぴりこだわりましたw

わずかな時間ですが車のライトで照らし、レプリカヘッドマークで遊びました。
おなじみマリンパーク号

“還暦の赤”マーク
クラウドファンディング成功祈願ってことで勝手ながらやらせていただきました♪

今回都合がついたメンバー2名で何とか赤くするところまでもっていこうと必死に塗り終えました。なので道路から見て頂いた際に塗りムラなんかがあっても大目に見てください。
・・・実際暗くてムラなんて判らない状態だったんです(ノД`)・゜・。

 もちろんこれはまだ下塗り状態です。今年中はもう無理ですが、ちゃんとした京急レッドのペイントが手に入ったら改めてケレン作業からやり直します。

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2018年10月23日火曜日

【古写真から】デハ5105→ことでん62

  • 【古写真】2両の101号車で入手したことをお伝えした写真スクラップの中に京浜電気鉄道デハ5105号車の写真がありました。

東京急行電鉄湘南線デハ5105(元京浜電気鉄道29号形デ37号車)
撮影者不詳 廃車になった1948年頃の撮影?
のちに琴電入りした車両の様だったのでWikipediaを読むと、驚いたことに現存している琴電62号車に行き着くことが分かり、ことでん貸切乗車会の翌日に見に行ってみました。

空路で高松入りすると、高松空港着陸時に見えるところに保存されている62号車は目視できるものの、空港ターミナルとは滑走路を挟んで逆側なのでこれまでなかなか行けませんでした。
バス便があるターミナルからも遠いためどう行こうか悩みましたが、仏生山駅で借りられるレンタサイクル(↑)利用に決定。

↑ガソリン道 さすがに戦前に廃止になっているので軌道の痕跡はないようです
同駅裏から続くかつての塩江軌道線跡である“ガソリン道”を途中まで辿り、途中から空港通りに軌道修正。延々と目測斜度5度以下の緩い登りが続く道を空港目指して自転車を漕ぎ一度右折。

空港ターミナルに分岐する曲がり角を曲がらずまっすぐ行って滑走路下のトンネル(↑)をくぐると

“さぬきこどもの国”の下に到着。62号車の場所はすぐ分かりましたので駐輪場に自転車を置いて観察。
房前公園の335と同様に立派な屋根の下に鎮座しています

廃車時のレトロ電車カラーが維持されています

9:30から16:00まで車内が開放されているとのことで、手でドアを開けて車内へ。

路線図・ドアステッカーなどは現役時代そのまま

網棚の縁や、、、

座席の袖仕切りなど凝った意匠です。

運転台も出入りできます
一部の電気回路は通電されている様で場所によっては合図用ブザーが鳴りました。

古風なカノピースイッチ

車体は1953年(昭28)琴電で新調しており、、、

台車も阪神由来のU形イコライザーに交換されているため京浜時代の面影はほぼありません。

従ってこの“日本一長く走り続けた電車”という触れ込みはあくまで名目上のはなしと言わざるを得ません。
とはいえ琴電の貴重な生き証人であることには違いなく、状態も良く末永く保存されることを願います。

ついでながら、同公園には62号車の向かいにYS-11が保存されているのでざっと見てみました。

据付のタラップから機内に入ると、、、

2×2シートが並ぶ客室内は新幹線より狭いくらいの空間

コックピットにも入れますがお子さまが順々に入るので写真だけ撮って退散。
飛行機には詳しくないワタシですが貴重なものが見れました。

公園に面する高松空港の滑走路には現役の旅客機が離発着。
のりもの好きなお子さまにはうってつけなスポットですね♪
・・・公共交通でアクセスできないのが玉にキズですが。

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2018年10月22日月曜日

「ことでん貸切乗車会RAPPORT」参戦

“還暦の赤プロジェクト”でおなじみことでん貸切乗車団の乗車会が昨日(10/20)あったので行ってきました。
昨年の様子はこちら↓
とでん貸切乗車会2017【前編】ことでん貸切乗車会2017【後編はサプライズ!】

朝、少し遅れてことでん仏生山に到着。すでに始まっているようなので駅裏で受付を済ませて車庫線へ。

※ぜひ拡大表示でご覧ください
都営・京成直通ヘッドマーク付き
このイベント恒例の京急時代の表示幕を模した疑似表示でわかる人にしかわからないレベルの並びを再現します。

しかも黄色一色の1205「しあわせさん こんぴら」編成に白帯が!
これだけでずいぶん京急時代に近づいた様に思えるのが不思議です。

表示違いバージョン
最近京成3000形であった[特急81HK 堀ノ内]などネタを盛り込んでます

朝の15B運用(旧:通勤快特)を追った3種類
回送で出庫→[特急 文庫]→文庫で種別変更して[快特 品川]・・・かな?

11Bバージョン

いろいろな逗子線表示←ずしざんまい(笑)

イルカ特急も逗子海岸もパロディですね(この時代なら[逗子]しか表示してませんでした)

1205編成の白帯を赤帯に張り替えてデト貨車風にして…
真ん中の[普通85 川崎-小島新田]は私のツイートから採用していただきました(*⁰▿⁰*)

さらに[救援車]と表示してクト1形化!

こちらも真ん中の[特急55H 青砥]も別の方のツイッターネタです。

最後に貸切乗車団のロゴを出して記念撮影モード

撮影会が終了。昼食休憩を挟んで貸切列車の送り込み回送を狙います。
貸切始発駅の滝宮まで先回り。高松築港寄りの滝宮総合病院裏でカメラを構えて、、、
後を追って滝宮に戻ります。

同駅では2時間弱もある停車時間を利用して撮影・見学時間に。
先ほど撮影会で展示された1081+1087の4両編成。表示も京急式に[99C 貸切]です!

中間に入った前面は[快特91A 久里浜]表示同士を向き合わせる趣向。

定期運用中の京急ラッピングの1083編成編成とも並びました。
よくみると左のホームに京急風の駅名標も。

1081-1082には30周年記念ステッカーが付けられました。
これをつけたまましばらく運用される模様です。


車内もヘッドマークや吊り広告で飾り付け

乗務員室も見学できました。

幕変え
さすがに運転中は戻されてました

梅屋敷?

そんなことをしてるうちに発車時間となり高松築港へ向かって発車。
※車内の状況は大人の事情によりレポートを控えますw
そんなこんなで高松築港着。仏生山に回送されていく列車を見送って解散となりました。

動画↓
またも内容の濃いイベントで大いに楽しませてもらえ、足を運んだ甲斐がありました(*´▽`*)
撮影会での行路表や種別誤認防止の札の見え方など異常なまでのこだわり(←褒めてます)は毎回大いに刺激になります!!

なおワタシ達的には気になる存在の1070形(元京急デハ600)は週末いっぱいお休みでしたので帰る前に外から姿だけは見ておきました。
仏生山で留置されている1071編成
もう一本は琴平にいたようです。

次はクラウドファンディングが叶って「還暦の赤」な1080形でできるのか楽しみです

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