2014年6月27日金曜日

-お知らせ- 7月12日定期活動10:00~16:00

移設オープン後三回目の定例活動日となります。高松での調査を踏まえ、具体的な方策を練るべく活動いたします。
~以上Facebookより転載~
https://www.facebook.com/?email_confirmed=1#!/events/1504966179718791/?ref_newsfeed_story_type=regular
もちろん今までと同じく、清掃活動とアテンドも行います。


2014年6月25日水曜日

これまでの活動ダイジェスト

   5月10日=第一回活動日
欠損部位の調査、拭き掃除、座席の取り外しての虫干しなどを実施。
特に座席は長年積もったホコリが叩けば叩く程出る状態で、たまたま遊びに来ていた子ども達も巻き込んで賑やかに作業しました。
その他来訪された方へのアテンド活動を随時行いました。
↑プチ贅沢感が漂うクロスシート。この座面を虫干ししました

   6月14日=第二回活動日
人数が少なかったため、軽い拭き掃除とゴミ拾い程度の軽作業お及びアテンド。
フェイスブックをご覧になって来園いただいた方と話が弾みました。
↑活動時間中資料をそれとなく配置していました。

   6月19日=出張調査in仏生山
当会会長以下若干名(ちなみに私=ハマちどりは会長ではありません)でデハ601と同じ一族だったことでん1070形に対して、欠損部品などの確認のため高松琴平電鉄の皆様の協力により、運用中および仏生山工場側線において調査させていただきました。
1070形は動態保存車を除けばことでんでは最古参車になりましたが、まだ現役で頑張ってもらいたいものです。高松琴平電鉄の皆様、ありがとうございました!
 その時の模様は下のフェイスブックの写真もご参照ください。
https://www.facebook.com/?email_confirmed=1#!/deha601/photos_stream

2014年6月20日金曜日

! 必ずお読み下さい !


  • デハ601がある第一運動公園「京急電車」コーナーの解放時間は原則毎日8:30~16:00です(天候等により変更される場合もあります)。鎖錠されている時は立ち入らないで下さい。
  • 屋根やフェンスに登らないで下さい。壊れる恐れがあります。
  • 長時間にわたるスペースの独り占めや順番を守らないなど不公平な行為が見受けられた時は、お声掛けする場合があります。
  • 物を壊したり、盗んだり、人をワザと傷つけたりなどしてはいけません! 年少者の良いお手本になりましょう。
  • この電車は昔、皆のくらしのためにとても頑張ってくれました。いたわりの気持ちで優しく接しましょう。
  • 当ボランティアは京浜急行電鉄(株)などの現業機関とは一切関係がありません。それら機関への問い合わせはご遠慮下さい。
     

2014年6月18日水曜日

6月現在の状態

すでに方々のブログで取り上げられていますが、整備が完了した現在のデハ601です。
再塗装されて赤々と輝いています。
…プラットホームとフェンスが設置され、写真が撮り辛いのが玉に傷。。。

前面ガラスがちゃんとあり、種別・行き先は板書きの物で代用表現されてます。

車内は30年経っている割にキレイです。
ただし、つり革や扇風機などは撤去されてます。
足回り。今回は手入れされず、ツヤが無くなってサビが浮いています。
(ここのホームから降りるには、足場の悪い箇所があるので、自己責任でお願いします)
運転台。
椅子とマスコン、ブレーキ弁位しかなく、荒れていますが、子どもの順番待ちが出来るほど人気があります。

電車の窓が開かず、もちろんクーラーもありません。これからの時期に車内に入られる方は
熱中症に充分ご注意下さい。

2014年6月16日月曜日

INTRODUCTION

↑前面窓が欠落していた修復前のデハ601(平成13年ごろ)
 
 京急600形(二代目)は、昭和31年に京急初の高性能(カルダン)車として誕生し、最期まで二つドア・セミクロスシートでありながら関東では珍しく特別料金不要な特急型両であり虎の子的存在でした。
  特に昭和43年から運転を開始した「快速特急」ではその初代専用車として、国電のエリート路線=東海道・横須賀線に対して住宅街を100km/h超のスピードで、モーターも焼け焦がさんばかりに真っ向勝負を挑む様は数多くの熱狂的京急ファンを生むほどインパクト十分で、通勤通学や海水浴などの足として大車輪の活躍をしました。

 そのデハ600形が引退し、1号車が逗子市の第一運動公園に収まってからすでに30年が経過しました。御多分に漏れず腐食が進んで外板に穴が空き、一時は「撤去して代わりの車を…」といった発言が関係者の口から出る状況にまでなりましたが、この古き良き京急の象徴的車両を永久に失われないよう働きかけ、平成25年度の公園再整備計画施行と同時に車体の修繕・再塗装に至り、欠損していた前面窓ガラスも再生されました。

 整備完了と共に、私たちは、主に花壇などに適用される「逗子市の公園と緑地に関するアダプトプログラム(里親制度)」に着目し、ボランティア団体として逗子市と合意し、『デハ601保存会』として5月から正式に活動を開始しました。

 現段階では月1回の活動日には内外の清掃活動を行いつつ、多く訪れる地域の子どもたちの遊び方に危険が無いように見守っています。
 
 
 今後は、主体はあくまで逗子市ではあるものの、講じられている事故防止対策(乗務員室のドアノブや機器類・つり革・けい光灯などが撤去され、窓ガラスも開かなくなっています)の趣旨を損なわない形でのイメージ回復や、今回対策を施されなかった個所の腐食対策などを、市と協議して進めつつ、元京急車はもちろん京浜~湘南エリアで同時代を生きた保存車両の仲間とも交流を深め、地域で歴史の生き証人としての存在感を増していくよう、この車を有意義に活用したアクションを撮ろうと考えています。
 
 どうかご声援のほど、よろしくお願いいたします。
デハ601保存会
 
 
 活動場所:神奈川県逗子市 第一運動公園
 

  (JR横須賀線東逗子駅 徒歩7分/京急逗子線神武寺駅 徒歩11分)
 
 活動日時:基本的に毎月第2土曜日 10:00~16:00)
 
 活動内容:デハ601号車の車内ならびに保存エリアの清掃・除草、車両のアテンド、広報活動他)